2014年1月15日島根県立大学交流企画 報告

1. はじめに
技術士会の対外交流企画は、科学技術の普及啓発を目的として、これまでにも島根大学や松江高専等で実施されてきました。
ただ、これだけ多くの企業・自治体が在籍し、かつ年代も幅広い技術士会であれば、より広域の社会貢献活動をも行うことができる可能性を秘めています。
このような思いから技術士会青年部では、昨年度より文系大学である島根県立大学との交流を開始いたしました。本取組においては、技術者集団としてではなく、いち社会人としての関わりに重点を置き、「就職活動支援」を通じた社会貢献及び本会PRを行っています。

2. 今年度の実施内容
今年度は、「仕事のつらさとその乗り越え方」をテーマに対談を行いました。
最近、入社後ちょっとした壁にぶつかると、そのまますぐにやめてしまう学生が少なくない、とのこと。説明会では会社の良い面ばかりが強調されがちですが、実際の仕事は華々しい事ばかりではなく、むしろ怒られたり悩んだりする事の方が沢山あります。
業界が違えば壁の内容も異なりますが、壁のない仕事はありません。我々社会人がこれまでに経験してきた「つらかったこと」を伝え、今だからこそ言える「壁を乗り越えるコツ」をお話しさせて頂きました。
出席した技術士は7名(水津功氏、石倉昭和氏、宮崎幸司氏、佐々木慶一氏、木村賢一氏、渡辺操氏、片山央之)で、13名の学生にご参加頂きました。
対談は、片山が司会進行を行い、1人の技術者に対して2~3名の学生から成るグループ形式で行いました。学生から質問が出るか少し心配でしたが、約60分にわたり、活発な意見交換が行われました。

3. 学生の反応
対談後に実施したアンケートでは、ほとんどの学生から「満足した」という評価を頂きました。学生にとっては社会人と知り合う機会はほとんどなく、話す機会そのものが貴重な経験となったようです。一方で、「もっと多くの社会人の方と話したかった」「他業種の社会人とも話してみたい」という要望を頂きました。

4. 今後の取組み
本取組は、次年度以降も継続していきたいと考えています。機会を頂けた際には、以下の点に留意しながら、より実りある交流機会となるよう努めたいと考えております。
・対談テーマについて、あらかじめ学生側にもニーズを聞いておく
・複数名の技術者と話せる機会を設ける
・可能であれば、技術士会以外の企業にも参加を呼び掛ける

以上
(文責 エブリプラン 片山)1484253_584664808280864_1532471509_n

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