本会は島根県防災部防災危機管理課より防災士養成研修における講師の派遣依頼を受けた。防災士とは防災の意識・知識・技能を持っている人に認定される資格であり、全国に約20万人いる。依頼の課目は「自主防災活動と地区防災計画」であった。
研修は令和4年5月14~15日の2日間にわたり行われ、筆者が担当したのは2日目の午後の一コマである。受講者はコロナ禍により制限されているが、県下全域より54名(うち女性11名)、最年少は19歳の学生から最年長は74歳の会社員までの老若男女であった。この研修は有料であり、研修の終わりには試験があって、それに合格しなければならないので受講者は皆真剣である。
※以下、報告書をご覧下さい。