その他のCPD : 講演会「近自然学セミナーin 島根大学」

講演会「近自然学セミナーin 島根大学」のご案内
21 世紀は「環境の世紀」といわれますが、地球温暖化が顕著化してきている中で、経済、生活の持続的な発展と二酸化炭素削減を達成する低炭素社会の実現に向けた取り組みが急務になってきています。化石エネルギーを中心にした多消費型の経済社会システムから地球に負荷を与えない脱炭素社会への転換を図る資源循環型の経済社会システムの構築を図りながら、自然と共生する持続的な地域社会の形成を図っていく知恵が求められています。
今回、当研究室では環境共生先進地といわれるスイスで近自然思想を確立、近自然工法を実践しているチューリッヒ州近自然工法技術アドバイザー山脇正俊氏をお招きし、ご講演いただくことになりました。関心のある方であればどなたでも参加できます。皆様の参加をお持ちしております。
電気エネルギー制御研究室 原寛高
テーマ:「新しい時代のための環境マネージメント:
豊かさと環境の両立を目指す「近自然」とは?」
講師:山脇正俊氏 (スイス近自然学研究所代表)
豊かさと環境の両立を目指し、環境と人間の双方に配慮しながら川づくりや都市計画、道路などの工法に生かしていくという「近自然(工)学」。山脇氏は70 年代にスイス・チューリヒ州とドイツ・バイエルン州で始まった、環境と人間の双方に配慮した新しい川づくりに出会い、ドイツ語から連想した自らの命名で、これを「近自然河川工法」と名付け、以来「近自然(工)学」の理念や考え方、近自然工法の体系化の研究をスイスに在住しながら続けています。今回は、山脇氏ご自信から「近自然学」について解説いただくとともに、川や道路、まちづくりなど、その応用例を、ビジュアルを用いてわかりやすく解説いただきます。
日時:2009 年11 月29 日(日) 10:00~12:00
場所:島根大学 教養1号館101 教室
主催:島根大学 総合理工学部 電気エネルギー制御研究室
後援:島根大学 学生EMS 委員会
対象:学生、教職員、地域の方々
定員:100 人
参加費:無料
申込み方法:当日参加可、ただし事前に参加予定の方は以下の問い合わせ先までご連絡下さい。
問い合わせ先:〒690-8504 松江市西川津町1060
島根大学 総合理工学部 電子制御システム工学科
電気電子システム講座 電気エネルギー制御研究室
e-mail : s089417@matsu.shimane-u.ac.jp(長田陽介)

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