11月27日(土)に島根大学で、青年部会が企画した産学交流会を開催しました。
青年部会では、平成19年度から島根大学、松江高専との産学交流イベントを開催しています。このイベントは、次世代の技術者となる学生に技術のオモシロさを伝えるとともに、「技術士との交流を通じて、技術的な発想力や表現力を養ってもらうこと」を目的として行なっています。
今年は、島根大学を基点に、技術士と学生がグループとなって松江の街を巡り、技術者の視点で見たオモシロいものを探す「オモシロ発見ツアー」を開催しました。参加者は、両校学生と日本技術士会中国支部青年技術士交流会、島根県技術士会から合計36名の参加がありました。参加者は4人1グループで松江市内を路線バスで巡り、「一番重そうなもの」「一番複雑そうなもの」など、与えられた課題について意見を交わして次々に題材を発見していました。屋外探索の後に、島根大学で当ツアーの取りまとめが行なわれ、各グループでは積極的な意見交換が行なわれている様子が見られました。引き続き、撮影した写真を中心に報告がなされ、「一番軽そうなものに苔の胞子」「一番弱そうなものに水害」「一番強そうなものに玄丹お加代像」を選ぶなど、様々な視点でものを見てきたことが伺われました。
昨年から当企画は、全員参加型の交流会にしており、今回の企画でも参加者からは「参加できてよかったオモシロかった」「楽しく交流ができた」などよい雰囲気のまま終わることができました。渡部会長からは「様々な体験を通じてお互いが交流できたと思う。今後も引き続き島根大学、松江高専、技術士会の交流を行なっていきたい」と締めくくりの挨拶がありました。
ペーパータワー製作の検討中(今年は新聞紙で傾斜面に立てるなんて・・・)