2013年11月度 オモシロ技術塾 活動報告

平成25年11月度 オモシロ技術塾 出席者8名
会場参加:井上 真、井上 数夫、大坂 伊作、嘉藤 剛、玉木 健、児島 秀行、大坂 理、大嶋 辰也

■日時:11月27日(水)19:00~20:30
■会場:島根県技術士会事務所(松江市黒田町432番地1の北側別館2階)
※事務所にはトイレがありませんのでご注意ください。
■話題提供者:東北視察メンバー(井上 真)
■テーマ:東北視察の報告
■話題提供者からのコメント:
今回の視察は、岩手県陸前高田を最北端とし、宮城県気仙沼、南三陸、松島、女川、石巻と海岸に近い地域を見て回りました。被災から2年半経過した時期での視察でしたが、被災地におけるがれき処理、高台移転、仮設住宅等の状況・諸問題について、技術者としての視点で報告したいと思います。

 

最初に3.11当日、石巻市の津波の様子をビデオで視聴しました。家、車、ゴミが流されていく様子や大規模な粉塵の発生、オイルのような黒い水など改めて津波の異様さ、悲惨さを感じました。

次に地震時の地盤変動のメカニズムについての説明でした。プレート端部の開放~内部の沈下が被災地の地盤沈下につながっているとのことでした。また、余効運動というズレの修正により地盤の変動が徐々に生じているとのことでした。
四国も変動しており、南海地震の予兆が伺えるのか?気になるところでした。
また、9/15の石巻市視察時に台風18号が通過し、日雨量335mmを記録しました。石巻市の冠水の様子をビデオにて視聴しました。

島根県について、県内三隅町に各地の地殻変動量算出のための固定点があるとのことで、島根県に地震が少ないことをあらためて認識しました。

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