平成26年10月度 オモシロ技術塾 出席者9名
会場参加:槙原進、井上真、井上数夫、和泉孝嗣、篠田秀一、長島哲郎、大坂伊作、和田潤一、嘉藤剛
■日時:10月22日(水)19:00~20:30
■会場:島根県技術士会事務所(松江市黒田町432番地1の北側別館2階)
※事務所にはトイレがありませんのでご注意ください。
■話題提供者 勝部 貴弘(建設部門)
■テーマ:「島根県の緊急輸送道路について」
■話題提供者からのコメント:
緊急輸送道路とは、災害直後の救命・救助・医療・消防活動やその後の復旧活動・避難者支援など、被災地での活動や支援などに必要な人員や物資を輸送するための道路のことです。
島根県では、緊急輸送道路ネットワーク計画の改訂(2回目)を、昨年6月に行いました。
今回は、緊急輸送道路ネットワーク計画の考え方から昨年度の改訂内容などについて、お話させていただきたいと思っています。
また、道路分野におけるその他の防災対策に関しても情報提供できればと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
■講演内容の概要
・緊急輸送道路について
・指定の経緯
阪神淡路大震災
・ネットワークの概要
・防災拠点
・道路防災事業について
・道路情報提供の取り組み
緊急輸送道路とは、災害時における物資などの輸送や、被災地での活動(医療、消防、復旧)などを行うための道路です。これは、阪神淡路大震災時の交通障害、渋滞、交通の麻痺により被災地への支援を十分行うことが出来なかったことで被害が拡大したことの反省から、災害時に被災地を円滑に支援するため必要と認識され、指定作業が始まりました。その後、地震防災対策特別措置法が制定され、都道府県による緊急輸送道路ネットワーク計画を策定が始まります。
緊急輸送道路とは防災上重要な施設を防災拠点とし、それらを結ぶ道路。防災拠点は第1次から第3次施設まであり、道路改良や維持管理はこの優先順位に従って行われていきます。
島根県道路規制情報について、国土交通省管轄以外の道路の交通規制情報が県のホームページに掲載されています。また、道路カメラ情報も充実しており、道路の現状を見ることが出来ます。
http://www3.pref.shimane.jp/roadi/
http://info.bousai-shimane.jp/RoadInformation/