【活動報告】2015年10月度 オモシロ技術塾

平成27年10月度 オモシロ技術塾 出席者7名

会場参加:渡部修、玉木健、片山直樹、稲田誠、岸根真志、大坂伊作、篠田秀一

■日時:10月28日(水)19:00~20:30
■会場:島根県技術士会事務所
■話題提供者: 和泉孝嗣(建設、総合技術監理)
■テーマ 「高校の学区制度は土地価格に影響を及ぼすか?」
■話題提供者からのコメント:
最近地元新聞にしばしば登場する「松江市内の普通高校の学区制度」。本制度によりN高校の学区は土地が高いということは松江市民ならなんとなく感じているところかと思います。
今回は5年前のデータですが、総合技術監理の中の社会環境管理の項目にもある環境経済評価-ヘドニック価格法を用いて「学区制度による地価への影響」についての分析をお話しします。
本当に校区で地価が変わるの?環境経済評価とは?経済学とは?少しでも興味のある方のご参加お待ちしております。

■内容
1.研究の背景
通学区制度はこの辺りでは松江だけ。全国的にもめずらしい。
2.課題
居住区で高校が決まるということは。。。
3.仮定
本当に学区制度が地価に影響を与えているか?
4.検証
ベトニック価格法等により解析
5.結論
通学区制度は教育水準の高い学区の地価水準に正の影響を与えている。

統計学の解説もあり、非常にオモシロい講演内容でした。論理的な説明を行うツールとして統計学に精通しておく必要があると感じます。
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