平成29年11月度 オモシロ技術塾 出席者11名
参加者:大坂 伊作、井上 数夫、稲田 誠、余村 浩、和泉 孝嗣、篠田 秀一、木佐 幸佳、玉木 健、曽田 啓、中村 直樹、石崎 正信、境 英治
【講習所感】
大橋川治水事業について、一旦、地元関係が原因で凍結していた事業を地元自治体として再開に導くことができた経緯を実体験に基づいて説明して頂きました。
この事業は約40年前の事業構想に始まり、現在工事が進捗している状況になっているのは、地元住民への説明の際に工夫したことを例に挙げ①強い信念とリーダーシップ、②真摯に粘り強く地元関係者との対応したこと、③コミュニケーションスキルが重要ということでした。
実例を踏まえて説明して頂き、我々技術者には共通して上記の能力の大切さを感じました。
■テーマ:なぜ、大橋川治水事業はスタートできたのか?~その舞台裏~
■話題提供者:永田 良和【建設部門】
■日時:11月22日(水)19:00~20:30
■会場:島根県技術士会事務所
■話題提供者からのコメント:
昭和57年に一旦着手された大橋川治水事業ですが、鳥取県からの反対により、
30年以上凍結されていたものの、平成20年12月に地元松江市が大橋川改修計画
に同意し、平成22年9月に斐伊川水系河川整備計画が策定され、大橋川改修事業
が実施されることとなりました。
今回は、30年間も凍結されていた大橋川治水事業が再開されることとなった
ポイントとその舞台裏をお話しできればと思います。
今年5月に講演された「なぜ、放水路事業はできたのか?(木佐技術士)」の
大橋川版だと思って下さい。