以下、HPからの抜粋です。
抜粋元及び、申込み先URL↓
http://www.pref.shimane.lg.jp/chusankan/topics/10shunen_sinpo.html
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これからの「くに」づくりを考える -生命地域、中山間地域から-
島根県中山間地域研究センターは、全国で唯一「中山間地域」を総合的に研究する機関として発足し、丸10年の節目を迎えました。当初から中国地方知事会の中山間地域に関わる共同研究センターとして、調査・研究を通じ国への政策提言や各県の政策支援も展開してきました。
センターは、中山間地域を「生命をはぐくむ空間=生命地域」ととらえ、21世紀における環境共生社会を先駆的に実現することを目指して、試験研究や人材育成、情報発信に取り組んできました。
折しも、本年は脱温暖化の取り組みが再認識されるとともに、化石燃料や小麦に代表される食料の高騰など、輸入に依存する我が国の経済・暮らしぶりの脆弱さも明らかになりました。 国土の大半を占める中山間地域は、森林や農地など、都市を含めて国民全体の生活を支える豊かな再生可能な資源を有する空間であり、センターが掲げる「中山間地域は、生命地域」とする基本方針は、これからもめざすべき方向であると確信しています。
センターでは、10周年を記念し、中山間地域の存在意義を改めて皆さんに問いかけるとともに、これからの「生命の営み」を重んずる持続可能に向けて、中山間地域から先導すべき社会や産業のあり方を、ともに考るシンポジウムを開催します。
開催日:平成20年11月20日(木)、21日(金)
会 場:20日 記念講演 くにびきメッセ(松江市)
交流会
島根県中山間地域研究センター(飯南町)
21日 研究フォーラム
島根県中山間地域研究センター(飯南町)
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記念講演:
演題 「生命圏域で蘇る中山間地域」
講師 月尾嘉男 氏(東京大学名誉教授、
地方の元気再生事業地域活性化チーム座長)
講師略歴 1942年生まれ。東京大学工学部卒業。
名古屋大学教授、東京大学教授などをへて、
総務省総務審議官(2002-2003)。
専門はメディア政策。
著書は『鄙には稀なる』
『未来フロンティア紀行』
『地球共生』
『ヤオヨロズ日本の潜在力』
『縮小文明の展望』など。
現在、BSSラジオ「日本全国8時です」や
TV朝日系「報道ステーション」に出演
月尾氏のHP 「月尾嘉男の洞窟」
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研究フォーラム:
独立行政法人科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター研究開発事業
「中山間地域に人々が集う脱温暖化の『郷(さと)』づくり」
キックオフフォーラム
スケジュール
9:00-10:00 「中山間地域に人々が集う脱温暖化の
『郷(さと)』づくり」研究プロジェクトの始動
○研究開発領域「地域に根ざした脱温暖化・
環境共生社会」の展開にあたって
基調講演:堀尾正靱(東京農工大名誉教授、
JST社会技術研究開発センター
研究開発領域総括
○研究プロジェクト「中山間地域に人々が集う
脱温暖化の『郷(さと)』づくり」がめざすもの
10:10-11:30 リレークロストーク
「脱温暖化・環境共生を先導する中山間地域の可能性、方向性」
11:30-12:30 全体討議・総括