今福線研究分科会の活動も今年で10年目を迎えます。遺構の現地調査やデータ化、 マップの作成、シンポジウムや全国未成線サミットへの参加などを行い、地域の方々との 交流や連携を通して地域活性化へとつながる活動を行っています。
昨年度はまだ見ることがなかった有福第4トンネルの発見や活動当初から謎であった、 新線トンネルの内空断面の謎(同一路線に2種類の断面型式がある)に迫りました。
また、岡山大学大学院樋口先生(土木学会中国支部 選奨土木遺産選考委員会委員長)と の連携で、土木学会中国支部との活動も行いました。
今年度の活動は、昨年と同様、樋口先生と連携し新たに発見した謎の解明や 来年、浜田市で開催される第3回全国未成線サミットへの準備等を行う予定です。
鉄道に興味をお持ちの方、地域興しに興味のある方等、当分科会活動に興味をお持ちの 方は是非、ご参加下さい。