島根県技術士会会員の皆様
「今福線研究分科会」の初回打合わせが8月19日にあります。
活動はより活発になっていますが、初めての方も大歓迎です。
興味のある方はぜひご参加ください。
1. 概 要
今福線は浜田市と広島市を結ぶ鉄道で、戦前(旧線)と戦後(新線)、2度にわたり計画され工事も行われましたが、戦争(日中戦争)による中断と国鉄再建法による凍結で工事中止となり、完成することがなかった未成線です。
シンポジウムでの共催、未成線サミットへの参加、研究報告文の国立国会図書館への納本、「今福線を活かす連絡協議会」への参画など、地域の方々との連携により遺構を利活用し地域活性化へとつながる活動を行っています。
今年度の活動は、分科会独自での活動、今福線を活かす連絡協議会へのサポートに加え、岡山大学大学院樋口先生(土木学会中国支部 選奨土木遺産選考委員会委員長)との連携を新たに行う予定です。
また、今年の10月27日、28日に福岡県田川郡赤村(油須原線)で開催される「第2回全国未成線サミット」への参加を予定しております。
鉄道に興味をお持ちの方、地域興しに興味のある方等、当分科会活動に興味をお持ちの方は是非、ご参加下さい。
2. 初回打合せ日時と内容
■8月19日(日)
・11時 : ウエスコ浜田支店 集合
H30年度活動内容と日程の決定 (1時間程度)
・13時~: 昼食後、新線トンネルの現地計測を実施 (2時間程度)
新線トンネルの内空断面には2つの型式(1号型と2号型)が存在しています。
一般に1号型は電化区間、2号型は非電化区間として使用されます。今福線は非電化区間
として計画されていますが、以下の大きな疑問が活動当初よりありました。
①なぜ、電化区間の1号型があるのか?
②同路線にどうして2つの型式があるのか?
謎の解明として河野さんが推論されており、その検証として現地計測を行います。
※どちらか一方のみの参加でもOKです。昼食代は分科会活動費より補助します。
【CPDエビデンスの発行について】
今回の打合わせに参加された方には、参加証明書(CPDエビデンス)の発行をします
3. 連絡先
参加を希望される方は、下記まで連絡をお願いします。
当分科会幹事 和田 浩
メール: h-wada(あっとまーく)wesco.co.jp
電話:0855-23-3755(会社)