出雲流庭園文化講座(第2回)
庭園文化研究分科会幹事 武田隆司
平成30年6月24日(日)、出雲文化伝承館において出雲流庭園文化講座~第2回「庭と屋敷」を行いました。
これは出雲文化伝承館から本分科会に依頼されたもので、この地方独特の地域資源である出雲流庭園の魅力をより多くの人に知ってもらうとともに、館内にある豪農屋敷の庭(出雲流庭園)のPRを行うものです。初回の「出雲流庭園の魅力(入門編)」に引き続き、第2回では、「屋敷と庭」と題して、屋敷や庭の方位、出雲平野の民家の間取りと庭の飛び石の関係等について宇野技術士による座学を行った後、実際に庭を散策し、庭の特徴や見所等について、宇野、原、山村、木佐、武田の5名の分科会メンバーによりガイダンスを行いました。参加者は約30名で半数は第1回からのリピーターの方々でした。ガイダンスでは「灯ろうや飛び石の意味や材質」、「庭木の種類や手入れ」、「庭のデザイン」などについて活発な質問や意見が出され、出雲流庭園への関心の高さが感じられました。
詳細はこちらの報告書をご覧下さい。
【活動報告】第2回出雲流庭園文化講座.pdf