コウノトリの餌資源調査のご案内

令和元年7 月吉日
島根県技術士会 会員 各位
生物多様性研究分科会
大嶋 辰也

コウノトリの餌資源調査のご案内


コウノトリ(国の特別天然記念物)が雲南市大東町地内で繁殖し、今年も4 羽の幼鳥が巣立ちました。4 羽の巣立ちは3 年連続となります(1 つの巣からの4 羽の巣立ちは全国でも雲南市だけ)。
本分科会では“コウノトリが雲南市を選んだのは豊富な餌資源ではないか”と仮定し、コウノトリの飛来地周辺の餌資源調査を昨年行いました。その結果、雲南市の豊富な餌資源を裏付ける情報が得られ、地域の方にも驚きをもって喜んでいただきました(新聞でも紹介されました)。
昨年度の調査は、整備されたビオトープ等を対象としましたが、今年は、普通の水田を調べる予定です。
調査は、兵庫県で考案された簡易的、かつ、定量的な手法で行いますので、調査経験のない方でも楽しんでもらえると思います。お
子様連れでも構いません。水田での生き物観察で、夏休みの宿題の一助になるかと思います。
急なお知らせになりますが、コウノトリに関心のある方、地域づくりに関心のある方、環境調査を普段している方、環境調査を体験してみたい方など、興味のある方はぜひご参加ください。巣立ったばかりの幼鳥にも会えるかもしれません。
なお、調査は秋季(10 月)にも予定しております。次回の調査日程は早めにお知らせします。皆様の参加をお待ちしております。

【CPD エビデンスの発行について】
今回の調査に参加された方は、6 時間分の参加証明書(CPD エビデンス)を発行します。例えば建
設コンサルタンツ協会のCPD では、「地域貢献活動」として6 ポイントを登録することができます。

1.調査行程
■令和元年7 月20 日(土)
・09:30 ショッピングセンター「グリーンシティー」の駐車場集合【裏面参照】
・09:30~12:30 餌資源調査(1~2 箇所)
・12:30~13:30 昼食・休憩
・13:30~16:30 餌資源調査(2~3 箇所)
※今年の営巣地も確認します(西小学校)。
※調査はコウノトリの飛翔履歴のある春殖、幡屋、佐世地区、コウノトリの飛来を待ち望む山王寺地区の中から選定します(現在、地権者・管理者の方と調整中)。
・16:30 解散

2.参加費
・特になし(昼食代1 コイン程度)

3.その他
・調査時の服装:多少汚れてもよい服装(作業着など)でお願いします。また、長靴、帽子も準備願います。その他雨具(カッパなど)、タオル、着替えなど、各自準備をお願いします。
・熱中症対策:500ml/人のお茶、塩タブレットなども準備したいと思いますが、各自の対策もお願いします。
・保険の加入:現地作業のため保険にも加入したいと思います。参加申し込みされた方には保険加入に必要な個人情報の提供をお願いすると思いますのでご了承下さい。
・調査用具:調査に必要な用具(手網・水槽・調査票など)はこちらで準備しますが、なじみの道具があれば持参されても構いません。
・その他、ご不明な点があれば、大嶋(申し込み先)までご連絡下さい。

4.申し込み
・申し込み先 : 大嶋 辰也(株式会社ウエスコ)
(E-mail:t-oshima(アットマーク)wesco.co.jp)
・申し込み期限:令和元年7 月16 日(火)

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