令和2年10月17日（土）、10月24日（土）の両日、出雲文化伝承館において出雲流庭園文化講座を行いました。
今年で3年目になりますが、新型コロナウイルスの影響で当初6月に予定されていた講座が中止になりました。その後出雲文化伝承館からぜひ秋にとのことで、参加人数も半分にするなど感染対策のもと行うことになったものです。
第5回の講師は林秀樹技術士で、「出雲流庭園の魅力を探る」と題し、出雲流庭園に秘められた五穀豊穣と子孫繁栄の願いなどを、「出雲流庭園の見分け方」アンケートも交え、和やかな中にも参加者の興味を引く内容となりました。
第6回の講師は武田隆司技術士で、「島根の庭あれこれ」と題し、県内の様々な枯山水の庭園を紹介し、出雲流庭園の特徴や魅力について解説するとともに、飛び石に注目して出雲流庭園の観賞のヒントについて話をしました。
講座の後、実際に庭を散策し、庭の特徴や見所等について、林、宇野、原、木佐、武田の５名の分科会メンバーによりガイダンスを行いました。両日とも天気に恵まれ、15名（定員）の参加者もからは活発な質問や意見が飛び出しました。
